遠くで稲光が雲を光らせていている、その音もどんどんこちらに近づいてくるみたいだ雨が降らなきゃいいのに・・・あと少しでオープニングのアナウンスが響いたとたんポツリポツリと降りだしたではないか、あらかじめ折りたたみ傘を用意してあったのを開いた、中止にならなきゃいいのにと内心祈る思いでカメラにタオルをかぶせて待った、周りではシートをさっさと畳んで観覧席に移動する人もかなりいたようだが、陣取った場所がは打ち上げポイントに競馬場の中では一番近い特等席、惜しくて動く気にはならない、カメラを胸に抱くように持ち直してひたすら待った、雨脚はさほど強くないこれなら大丈夫!後5分ほどなのに長い、早く打ち上げろよ!ようやく始まったと思った一発目が何んと不発?上に上がらず途中で破裂したみたい、その精か次が打ちあがるまで間があったが何事もなかったみたいに次から次に打ちあがった、傘は邪魔で濡れるけど畳んだ、夢中で写してると雨がいつの間にか止んでるのも気づかなかった
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