急に国木田独歩の「武蔵野」の中にある桜橋から小金井まで歩いてみたくなりました、実は、ん十年も前から思っていたことなのに実現しませんでした、近いからいつでも行けるという甘さがそうさせてのかもしれません、独歩が描いた武蔵野は都内から所沢、そして八王子の手前から中目黒に至る今では想像も付かない広大な「武蔵野」楢(なら)の雑木林が広がっていたようです、自分は武蔵野は多摩地区だけの事かと思っていました、彼の「武蔵野」を呼んでそれが間違いだと気づいたものでした、独歩が「武蔵野」の中でここ桜橋を訪れたのは真夏のことでしたが、今は春で気候も違うし同じ思いにふけるには少々難がありますがその気分で辿ることに!
1,桜橋のたもとに記念碑があるのにはいささか驚きました
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3,玉川上水に沿って桜並木が続いています、独歩も歩いた道かと思うと感慨もひとしおです
4,遊歩道は狭くやっと人がすれ違いができるほどです
5,玉川上水に沿って五日市街道が走り南側は民家が沿って建っています、花も植えられて散歩中の人々の目を楽しませてくれます
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7,のんびりと散策してる人や自転車で通る人もいました
8,遊歩道からは玉川上水の水面は草木で見えませんが、途中で横切る橋からは水面が
よく見えます、鯉に餌をあげてる親子づれも見かけました(顔が写ってるので遠慮しました)
9,緑と遊歩道がづっと続く一本道、ここはもう小金井公園のすぐ近くまで来ています
10,木陰で一休み!
小金井公園に寄って帰ることに、念願の国木田独歩を巡る散策はこれでひとまず終わりました
暑い日で少しは独歩の真夏の日の雰囲気を味わう事ができた気分でした。